この度、三戸大神宮の向拝柱に
灯篭ランプ ”紅灯(くれなゐ) ” が大成
いたしました。今回はステンドグラスと鉄装飾の組み合わせです。



紅は、紅花から抽出される鮮やかな
紅色で日本の伝統色でもあり人生の節目に彩りを添える色(七五三、婚礼)など
慶事や魔除けの色としての意味もあるようです。



和を連想させる風情ある色と雅な
文字”紅”の字を入れ ”紅灯(くれなゐ)
と名付け、ガラスの色で表現するその色にみたてた”紅灯(くれなゐ)” の古風さとその魅力を演出するため、ガラスは和紙のような風合いのガラスを使用しました。



~古からの風情ある ”紅灯(くれなゐ)の灯りが大正浪漫へと誘います。


鉄装飾では、紡いでいく ”紡ぐを鉄装飾で表現し綱を編んだシルエットと組子。
また綱、紐で、ランプを支えていま
す。黒の重厚感、鉄の持つ風合いとその趣が、作品を通して感じられる表現となっております。
デザインしたものを鉄職人(石戸谷さん)に形にして頂き、その技術もご覧下さいませ。

大正浪漫、神樂(うたげ)の物語が
でき、結々(ゆい)は結び、紅灯(くれなゐ)は紡ぐが形となり更に正面が整い”華やぐ宵の宮’となった事と思います。

~時代と共に紡いできた伝統と歴史
今までも、そしてこれからも‥‥


皆様へ
全国から沢山のご参拝者の方々が三戸大神宮へ訪れて下さっている事を宮司様より、お伺いしております。私も大変嬉しく思い、皆様に感謝申し上げます。

これからも沢山のご参拝者の方々が
三戸大神宮へ訪れて下さり、大正浪漫の風を感じて、神樂(うたげ)、結々(ゆい)、紅灯(くれなゐ)の物語に思いを馳せ、
ご覧頂いて心豊かに、癒されて頂けましたら幸いです。


デザイン(鉄装飾、ランプ)
構成. ランプ創作
高 橋 優子